血糖値の上昇を抑え、腸活にも良いと評判のイヌリンを豊富に含む菊芋。健康やダイエットを目的として、菊芋パウダーや菊芋茶を積極的に摂っている方も少なくありません。
菊芋茶は、健康茶にありがちなクセがあまりなく、ほうじ茶のような香ばしさと、ほんのり甘い飲み口がとても飲みやすいお茶です。ホットでもアイスでもスッキリおいしく飲めるので、普段の麦茶や緑茶の代わりに菊芋茶を採用しても飽きにくいと思います。
この記事では、菊芋茶を飲むタイミングについて、目的に合わせたオススメの飲み方と一日の摂取量の目安を紹介します。
血糖値が気になるなら食事の前がベスト

菊芋茶には、食後の血糖値の上昇をゆるやかにしてくれる「イヌリン」という水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
水溶性食物繊維は、体内で水に溶けると粘着質のあるゲル状の物質に変わり、胃や腸の粘膜にまとわりつくことで糖質の吸収を抑えてくれる成分です。糖質がゲル状の水溶性食物繊維とくっ付き、胃から腸へとゆっくりと移動するため、吸収スピードが遅くなります。こうして糖質の吸収をゆるやかにすることで、血糖値の急な上昇を抑えてくれるのが水溶性食物繊維イヌリンの役割です。
この効果を発揮するためには、糖質を摂る前にイヌリンの膜を張っておく必要があります。そのため、食後の血糖値の急上昇を抑えることを目的に菊芋茶を飲むのであれば、食事の前がベストなタイミングです。
菊芋茶はスッキリした味わいで、料理の邪魔をしないため、食事中の飲み物としてもオススメです。
また、イヌリンに限らず水溶性食物繊維は、水分が十分でないと効果を発揮できません。イヌリンを水分とともに摂取できる菊芋茶は、まさにその働きを活性化するのにうってつけです。食前に一杯、食事中にも菊芋茶を飲むなど、普段のお茶代わりに取り入れてみるといいですよ。
腸内環境が気になるなら寝起きでもOK

イヌリンは、ビフィズス菌や乳酸菌など、腸内の善玉菌のエサとなる成分です。さらに、腸内で発酵・分解されたイヌリンは短鎖脂肪酸を生み出し、大腸が正常に働くためのエネルギー源となります。こうして腸内環境が整えば、太りにくい体質になったり、免疫力や代謝が上がったりと、あらゆる効能を期待できます。
菊芋茶をこのような腸活目的で飲むのであれば、飲むタイミングはいつでもOKです。朝起きてすぐに温かい菊芋茶を飲むと、腸が目覚めて動き始めるといわれております。ただ、菊芋茶はカフェインが含まれていないため、シャキッと目覚めたい時はコーヒーなどの方がいいかもしれません。
個人的には、菊芋茶は香りが香ばしく、リラックスできると感じます。ノンカフェインなので、寝る前に飲んでも問題ありません。むしろ菊芋茶を飲むタイミングは、寝起きよりも寝る前の方が良いと思っています。
菊芋茶の一日の摂取量の目安
菊芋茶には、薬のように「一日○杯まで」と決められた摂取量があるわけではありません。基本的には普通の麦茶と同じように、一日の摂取量を気にせずに飲むことができます。商品によってティーバッグ1包あたりの内容量や抽出量も異なるため、まずは商品に記載されている飲み方を目安にするといいですよ。
ただ、菊芋茶を飲み過ぎると、人によってはお腹が張ったり、ガスが増えたり、便がゆるくなったりすることがあります。菊芋茶にはイヌリンによる整腸作用を期待できる一方、体質によっては過剰に働いてしまうことがあるからです。菊芋茶を初めて飲む場合は少量から始め、お腹の調子を見ながら自分に合った量を見つけましょう。
菊芋茶のおすすめの飲み方

菊芋茶はクセもなく飲みやすいので、ストレートに飲むのが一番おいしいと思います。ホットでもアイスでも飲みやすいので、普通のお茶と同じように楽しめます。
ちょっと味変するなら、ミルクを混ぜてもおいしいです。牛乳、豆乳、アーモンドミルクなどを入れると、ほうじ茶ラテのような味わいになります。
ほかのお茶とのブレンドは、個人的にはあまりおすすめしません。菊芋茶だけで飲む方がおいしいと感じるからです。実際にいろいろなお茶と混ぜてみましたが、麦茶なら許容範囲かなというぐらいで、緑茶や紅茶とのブレンドは正直に合わないと感じました。
あとは焼酎などのお酒に混ぜて飲むのも、ありはありです。特にほうじ茶割が好きな方は、菊芋茶割もいけると思います。ただ、普通に飲むよりおいしいと感じるなら別ですが、健康のためにと無理して菊芋茶で割るのは本末転倒ですよね。
以上はあくまで個人の感想ですが、菊芋茶の飲み方としては、やはりそのまま飲むのが一番ではないでしょうか。
普段飲むお茶に菊芋茶を取り入れよう
菊芋茶は基本的に、飲むタイミングや一日の摂取量を気にすることなく、普通のお茶と同じように飲むことができます。クセが少なく、ホットでもアイスでも飲みやすいので、毎日の飲み物として取り入れやすいお茶です。
ノンカフェインなので、妊娠中や授乳中の方はもちろん、子供もおいしく飲むことができます。普段飲んでいるお茶の中に、菊芋茶も取り入れてみてはいかがでしょうか。
